ダイバーになろう プール講習(PADIオープンウォーター)
知識として学んだ事を安全なプールの中で実践し身につけていきます。
意識しなくても自然に正しい動作ができるようになるまで繰り返し練習しましょう。
「プールダイブ」 プール講習
*器材が重いと感じない不思議
*水中で呼吸できる感動
最初に誰もが驚くのは、陸上でダイビング器材を全て装着した時の重さでしょう。
非力な人の場合、よろけてしまうかもしれません。
ところが不思議な事に、水に入ってみるとその重さは嘘のように感じられなくなります。
次に、水中でくわえたレギュレーターをゆっくりと吸ってみると、空気がどんどん流れてきて、陸上と同じように呼吸が出来ることがわかります。
水中でも陸上と変わらず、もしかすると陸上以上に自由に行動が出来る予感さえします。
楽しさが不安を乗り越えた瞬間を味わいましょう。
*基本的な器材の使い方と動作を体得する
水中で先ず練習するのは、器材の基本的な使い方、快適な維持の仕方です。
くわえたレギュレーターを外したり、くわえ直したりする事から始めます。
レギュレーター内の水を出すレギュレーター・クリアやレギュレーターが外れて背中の方に回ってしまった時に手を使って探し出すレギュレーター・リカバリー等の練習もします。
また、潜っている時にマスクの中に入ってくる水を吐いた息によって排出するマスク・クリアも必須の基本動作といえます。
また水中では、1メートルも潜ると鼓膜が圧迫されて耳の奥が痛くなります。
こういう時は「耳抜き」という動作をします。このコツもプール講習でつかんでいきます。
*バディーと交信しながら潜っていく
ダイビングはバディ(相棒、仲間という意味)とペアで行うのが基本です。
したがって潜降(潜っていく時)や浮上(海面に向かっていく時」なども、確実にコミュニケーションを取り合いながら行います。
*スノーケルはスクーバでも活躍する
スノーケルは、スクーバでも出番が多い重要な器材です。
例えばビーチからダイブポイントまで泳いで移動する時にはスノーケルで呼吸します。
タンクの空気には限りがあるのでスノーケルを使う事によりタンクの空気の節約になります。
スノーケルの中に溜まった水を吐き出す練習も十分に行います。
*水中でも慌てず騒がずマスクの着脱練習
水中でマスクに水が入り、不快に感じたり、マスクのストラップがねじれて気なる時は水中でマスクを外して付け直す方法を練習します。
またここでは1分間以上マスクを外して呼吸するといった練習も行います。もし水中でマスクを落としてしまったような時でも1分間あれば水面まで浮上できるからです。そんな「もしも」の場合に慌てず対応できるという自身をつけるのがこの練習の目的です。
*ウエイトを外して水面での浮力を確保する
ウエットスーツなどダイビング器材の多くは、浮力を持っています。ウエイトはその浮力を打ち消して水中での活動をしやすくするためのものです。
先ずウエイトが適正かどうかを水面に浮いた状態でチェックします。浮力が足りない場合にはBCDにエアを入れて浮力を確保します。
また緊急時に浮力を確保するには「ウエイトを外す」という方法もあります。
その為ウエイトやウエイトベルトは素早く外せる仕組みになっており、その操作に馴れる為の練習もします。
*「中性浮力」の維持はダイビングの要
海の中では、自分の浮力をコントロールし、体を安定させる事がとても重要です。なぜなら、いつも手足をバタバタさせていては魚は逃げてしまうし、サンゴを壊す等環境にダメージを与えるおそれもあるからです。またエアの消費量も多くなってしまいます。
水中で生き物を観察したり、バディとコミュニケーションしたりする時、一定の深度を保ったままの状態でいられる事を「中性浮力がとれている」と言います。
浮力はBCDの空気量を調節してコントロールできますが、それだけではまだ不十分です。ダイバーは自分の呼吸、すなわち肺の体積変化を利用して浮力を微調整できるのです。フィン・ピポットはそれを体得する為の練習方法で、この練習をしていきます。
*疲労が原因となったトラブルを対処する
ダイビングを安全に行なう上で重要なのは、アクシデントに対して落着いて対処できるよう気持ちにゆとりを持つ事です。
例えば、冷たい海の中では疲労によって筋肉の痙攣を起こすといったトラブル(=足がつる)に見舞われる事があります。この場合の水中での対処方法を練習します。
またバディが疲労によって自力で泳げなくなった時、ビーチや船まで曳行(ひっぱていく)する練習も行います。
*やってみて安心「緊急浮上」のシミュレーション
バディが遠くに離れている時に水中でエアが無くなった。ここではそんな時にも落着いて緊急浮上する方法を学びます。
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