ダイビングショップの選び方 スケジュールと講習内容
講習内容とスケジュールを調べる
Cカード取得までに身につけなくてはならない知識とスキルは、たくさんあります。
しかし、人には得手不得手があり、習得には個人差が出てくる事もあります。
それを見越して講習内容を見越して講習内容を工夫したり、スケジュールを柔軟に設定しているようなショップは、お客様に対する態度が高いと判断できます。
自分にとって、無理なくついていくるようなスケジュールが選べるかどうか
この点をポイントにして選んではどうでしょうか?
例えば、「プール講習」
カギはプール講習にあり!
ダイビング講習の中で最も重視すべきは"プール講習"です。
プールでいかにきちんとテクニックを身につけておくかが、海洋実習やさらにはCカード取得後のダイビングに大きく影響してきます。
したがって「プール講習を重視しているショップ」はショップ選びの大きな判断材料となります。
では「プール講習を重視しているか」をどう判断すればよいでしょうか
プール講習で行う講習内容は幾つかあるのですが、まずはショップで、これらについて「どんなテクニックで、なぜそれを覚えなければならないのか」を尋ねてみてください。
あなたが学ぶ一つ一つのテクニックには、それぞれ重要な意味があります。プール講習をきちんと行っているインストラクターであれば、「そのテクニックがどんなときに役立つのか」をきちんと説明をしてくれるはずです。
きちんと説明してくれるショップを選びましょう。
もう一つの目安は「時間」です。
一つ一つのテクニックを練習しマスターするまでには、ある程度の時間がかかりますが、個人差やコースの人数比によっても変ってきますので、所要時間は決まっていません。
PADIプログラムの最終目標はテクニックをマスターすることですが、もしそのショップで「時間内に終わらせること」を最優先に考えている可能性があるようであれば、注意が必要です。
「完全にマスターするまで何時間でもお付き合いしますよ。」と言ってくれるショップの方が安心です。
そして、「海洋実習」
実際に海に潜る海洋実習は、コース中でもっともエキサイティングで楽しい部分です。
ここでは「プール講習で練習したテクニックが海という環境でも実践できるか」を確かめることが目的で、それが終わればあとは水中で遊ぶだけ。
インストラクターのもとで憧れのダイビングを思いっきり楽しむことができます。
さて、海洋実習でのポイントはそのスケジュールです。
PADIプログラムでは、海でのトレーニングダイブは1日最大3ダイブまで可能です。
この1日3ダイブというスケジュールは海外旅行中にコースを受ける場合によく見られます。
例えば午前中プールダイブ、午後に海洋実習2ダイブ、そして翌日海洋実習2ダイブを行うと、理論上は2日で水中でのトレーニングを終えることができるのです。
海外旅行では時間が限られますので、できるだけ短期間でCカードを取得してもらおうとこのようなスケジュールが組まれる場合があります。
しかし、いくら理論上は可能でも、実際に半日でプール講習を終えるのはかなりハードだと考えておいてください。
もしインストラクターとマンツーマンの講習であれば可能かもしれませんが、それでも"ほぼまる1日水につかりっぱなし"というのは、あなたにかかる負担がとても大きくなります。
待ちに待った海洋実習で疲れてしまっては楽しさも半減ですよね。
日本国内での講習では、海洋実習は1日2ダイブというのが最も一般的です。
これは多くのショップが参加者の体力的な負担や習得度を考慮して、よりダイビングを楽しんでもらうために採用しているスケジュールのようです。
時間的に余裕がない方・何としても短期間で取得したい方・かつ気力体力に自信のある方を除いて、スケジュールに余裕のある1日2ダイブを選択したほうがよいでしょう。
講習とはいえ、海の中を楽しむには、できるだけスケジュールに余裕のある方がいいのです。
メニュー:ダイビングスクールの選び方
PADI初心者コースからインストラクターコースまで開催。パパラギ ダイビングスクール
最新ニュース
Powered by
Movable Type Open Source 4.1