ダイビングショップの選び方 料金の違いにはワケがある?
雑誌などでCカード取得コースの費用を調べると、ショップによって金額の幅が大きいことに気がつくと思います。
コース料金には様々な要素が関係してきますので、単に『料金が安い』という理由だけで、すぐにショップを決めてしまうのはNGです。
他の多くのお店に比べて法外に安い料金を提示している場合は、それなりの理由があるはずです。それは、下のチェックリスト項目が全て含まれておらず、一部が含まれている含まれていない場合もあるからです。
まずはショップのパンフレットや見積り、ホームページの料金表、等で、
料金に何が含まれて、何が含まれないのかを明確にすることから始めてください。
不明な場合は直接ショップに問い合わせます。
もしその時点で料金内容の提示を拒んだり、対応があやふやなショップは避けた方が無難です。
明細が分かったら、その内容を下のチェックリストと照らし合わせて確認します。
このリストは料金のかかる項目の一覧です。
これらの中で何が含まれて何が含まれないのかをチェックしてください。
そして最終的にトータルでいくらかかるのかを調べてください。
これで費用の点については、かなりクリアにすることができます。
□ 指導料 :
Cカード取得に必要な知識とスキルを指導してもらうための料金
□ 補習料金 :
予定された期間内にコースが修了できなかった場合の補習料金。
プールや海洋実習の場合、指導料の他にも施設料などの実費が必要になる場合があります。
□ 教材費 :
講習で使用する教材の料金。レンタルでないこと。
□ 施設使用料 :
プールや海で利用する施設の使用料
□ 器材レンタル :
講習中に使用する器材のレンタル費。全日程のトータルでいくらかかるかがポイント。
□ タンク(ウェイト)レンタル :
プール講習と海洋実習で使用するタンク(ウェイト)のレンタル料金
□ 交通費 :
プール施設や海までの交通費
□ 宿泊 :
宿泊して講習を受ける場合の宿泊費。
ホテル・ペンション・クラブハウス等で金額が大きく変わる。
□ 食事 :
講習中の食事にかかる費用
□ Cカード申請料 :
認定後、Cカードを発行してもらう際にかかる申請料。
□ キャンセル料金 :
何らかの都合でコースに参加できなくなったり継続できなくなった場合、キャンセル費用が発生するかどうか。
※器材の購入について
ショップによっては「器材の購入を条件」とするかわりにコース料金を安くしている場合があります。
PADIとしても「自分の器材を持つ」ことを強くお勧めします。
ダイビングというレジャーでは自分の器材を持っているほうが間違いなく良いのです。
講習では、特にスーツやマスクなどの体に密着させる器材は、自分の体に合ったものを使うことで水中での快適度が格段に違ってきます。
最初から自分の器材で講習を受けることができれば、結果として「ストレスを感じない」「上達が早まる」「安全性が高まる」などの大きなメリットがありますので「最初に購入していただく」という考え方のショップも多いのです。
しかし一方で、器材を購入するにはある程度まとまった費用がかかるのも事実です。
また「本当にダイビングを続けていけるのか不安」という方もいますから、とりあえずレンタルで始めたいという場合は迷わずショップに相談してください。
ポイントは納得いくまで相談に乗ってくれたり説明してくれるショップを選ぶこと。
先々あなたが器材を購入することになった時によきアドバイザーになってくれるはずです。
また器材を購入しても、何のアフターケアもないショップは×。
ダイビングは器材に依存するスポーツなので、その重要性を知っているショップほど、あなたが持っている器材のことを気にかけています。
「○○さんの器材、そろそろ点検の時期じゃないですか?」とさりげなく聞いてくるショップは、あなたの器材の購入日から使用頻度までちゃんと把握している証拠。信頼できます。最低限、ショップ内に器材のメンテナンスに関する記載や工具類があるかどうかをチェックしましょう。
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